老人性皮膚病と区別が難しいAIDSの検査で性病対策

性病は感染症であるものが典型的であり、ウイルスや細菌などへの感染によって引き起こされます。性病と位置づけられるのは性的接触によって感染が生じるからです。感染経路は必ずしも性的接触のみに限定されるものではないものの、性的接触による感染が広く知られていて局所症状として性器が対象になってしまうことが多いものが代表的となっています。性病が疑われたときにはSTD検査を行うことで判定が可能なものがほとんどであり、発症する前から検査によって感染しているかどうかを確認することが可能です。性病の中には感染してから発症するまでの潜伏期間が長いものもあることから、感染してしまったと疑われた際にはSTD検査を受けて感染の有無を確認することがよい対策となります。一方、そういった疑いが初期には持たれていなくても、突然全身あるいは局所の皮膚症状があらわれてくる場合があり、それが昔の性的接触による可能性が出てくるときがあります。皮膚症状は必ずしも性病が原因ではなく、老化に伴って老人性皮膚病が生じることもあれば、比較的単純な皮膚病を患っただけのこともあります。しかし、AIDSのように長い場合には十年以上もの潜伏期間を経て発症するものもあり、皮膚のかゆみなどから症状があらわれるものもあり、老人性皮膚病との区別を行うのが難しい場合もあります。初期症状としてかゆみが生じることが多いという点で老人性皮膚病と類似していることから、皮膚科を訪れて判断を仰ぐか、STD検査を行ってAIDSやその他の性病の疑いがないかを確認することは重要な考え方でしょう。多くの人と性的接触を行った経験がある人は将来にもこういった視点を持つことが大切なのです。